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FT-IR(フーリエ変換赤外分光装置)について

 
 FT-IRは分析におけるマザーツールです。日本全国で毎年500台以上が販売されていると
言われてます。FT-IRは現在いろいろなメーカーから様々な形式が発表されています。
メーカーによって特色はありますが基本的な構造に変わりはありません。
 
しかしFT-IRはどこのメーカーでも同じではありません。メーカーにより設計思想が異なる為、
目的によってどこの装置を選択するのが良いかは変わってきます。波数や分解能というような
機能面の特性だけでなく、使用する目的に合ったFT-IRの選択が非常に重要です。
 

(株)NEATは長年の経験から、お客様が目的に合った最適なFT-IRをご選択いただくお手伝いをさせていただきます。

 
         
  イメージングFT-IR装置   FT-IR試料作成用傾斜切削装置  
  イメージングFT-IR装置   FT-IR試料作成用傾斜切削装置  
         

FT-IR選択について
 
  FT-IRを選択される場合に一番重要なことは何よりも導入目的をはっきりさせることです。
 
  FT-IRは大きく分けて光源・分光部(干渉計、ビームスプリッタ)・検出部・試料サンプル部から成り立っています。個々の部品(光源、ビームスプリッタ等)の仕様一覧表を作って比較される場合がありますが、これらの部品部分の比較表からだけ判断することは非常に危険です。
 
FT-IRの構成
 
  FT-IRは、部品を組み上げていく過程で各メーカーの思想が反映されてきます。例えば干渉計の構造によりミラーのスピードや動かし方が各メーカーによって違います。ビームスプリッターやトロイド鏡はそれぞれのシステム構築思想にあった形で配置展開されます。
  FT-IRは個々の部品の仕様や性能を判断するのではなく、装置全体としての仕様や性能を判断する必要があります。 目的を明確にし、その目的にあった装置性能を選択する必要があります。