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ラマンプローブ

レーザーラマン分光装置

   
  ラマンプローブはレーザー光をサンプルに当てて、ラマン散乱光を集める役目を果たします。
また集めたラマン散乱光からレイリー散乱光を取り除きます。
  ストークス光は、レイリー散乱光に比べ信号レベルが10-6から10-8と低い為、これを取り除くには特別なフィルターが必要です。
  一般的にラマンプローブ には3種類のフィルターが取り付けてあります。

  * BPF(バンドパス)
  励起レーザーのサイドバンドの信号を除去します。

  * ダイクロイックフィルター
  ラマン散乱光(ストークス)とレイリー散乱光を分けます。

  * LPF(ロングパス)
  長波長を通し、短波長を反射することでレイリー散乱光をさらに抑制します。

   
ラマンプローブの構造
レーザーラマン分光装置 ラマンプローブの構造
B&WTek社提供の資料より
 
LPFとダイクロイックフィルターを組み合わせることでODは6~8程度になります。
レイリー散乱光をこの組み合わせで10-6から10-8まで小さくすることが出来ます。プロセス用にはプローブが使われる環境に応じて液浸・高圧・高温など様々な種類のプローブが用意されています。
また、ファイバーを使う場合最長500mまで延長することが可能です。用途にあったプローブの選択はラマン測定においては非常に重要です。



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