HYPERsimのハードウエア

HYPERsim

HYPERsimで使われるハードウエアは基本的にOPAL-RTのRT-LABシステムで使用しておりますハードウエアと同じです。
従いましてOPAL-RTの基本プラットフォームRT-LABと、HYPERsimの両方で使用することが可能です。
現状はHYPERsimとRT-LABを同時に動作させることはできませんが、将来は可能になる予定です。

OPAL-RTハードウエアの特長

OPAL-RTのハードウエアの最大の特長は、オープンで標準化されたプラットフォームにあります。
市販のPCマザーボード(INTEL)をベースにしているため、常に市場で得られる最新のプロセッサーを使用することができます。

このことによって高い拡張性とパフォーマンスが保証されます。
2013年の段階で、1CPUで75ノードを50μsecでシミュレーションすることが出来、16コアの場合は1200ノードまで対応が可能です。

OSはWindows版を現在開発中のカスタマイズされたreal-time Redhat Linux カーネルを使用する事で、市場で得られる最も高いパフォーマンスを、常にシミュレーションに生かすことが出来ます。

OP5600ハードウエア

OP5600はOPAL-RTの代表的なハードウエアです。
OPAl−RTの他のリアルタイムシステムであるeMEGAsim や、eDRIVEsimで広く使われており CPU、FPGA、IOをすべて備えた非常にパフォーマンスが高いハードウエアです。
OP5600は以下の特長を持っています。

Virtex6 FPGA構成
  1. 最大 8x 16 Analog Outputs (± 16V)
  2. 最大 8x 16 Analog Inputs (± 16V)
  3. 最大 8x 32 Digital Inputs
  4. 最大 8x 32 Digital Outputs
  5. 4x IEC 61850 ポート1GBit each
  6. C37.118
  7. OPCサーバー対応
  8. DNP3

HYPERsimにはOP5600が最適なハードウエアです。

OP7000FPGA専用ハードウエア

OP7000はFPGAシミュレーション専用のハードウエアです。
系統につながるMMCなどのスイッチング現象を、数百nsecの制御周期でシミュレーションが可能です。

OP5600に置かれた系統モデルと同時に使用することで、系統側は25-50μsec、MMC側は数百nsecの制御周期で、それぞれ異なった制御周期を確保しながらリアルタイムシミュレーションが可能です。

OP7000は以下のような特長を持っています。
  1. FPGA上で行う詳細なパワーエレクトロニクスシミュレーション
  2. 最大 8個の Virtex 6 FPGAを同じ筐体に収納
  3. 1200スイッチで3500以上のIOを持つMMCのコントローラ開発用途として実績
  4. FPGAプログラミングの知識が無くても、任意のパワーエレクトロニクス回路をFPGA上に実装できるユニークなeHSソルバ

IO仕様

OPAL−RTのシステムのIOは、すべてFPGAからコントロールされます。
その為に、PCIバスなどの制限による遅れがほとんどないという特長があります。
デジタルの遅れはほとんどなく、アナログは変換時間(約1.2-1.5μsec)の遅れだけです。

典型的なI/O

  • 80 Analog Outputs (± 16V)
  • 16 Analog Inputs (± 16V)
  • 32 Digital Inputs
  • 32 Digital Outputs
  • 4x IEC 61850 ports 1GBit each
  • GOOSE & Sample Values supported
  • C37.118
  • OPC server capability
  • DNP3

HYPERsimのソフトウエア

HYPERsimは強力な演算能力を持っています。
たとえば、下記のような系統ブロックであればわずか1コアでリアルタイム演算を行うことが可能です。
さらにこの回路に、実機としての計測ユニットや表示ユニットを付けて、通信回線でそれらを結ぶことで実際の系統網と同じ状態でのシミュレーションが可能です。


上記は1台のシステムで構築が可能で、さらに1台の装置のCPUコア数を(最大16個)増やしていくことで さらに大規模で複雑な系統網のシミュレーションが可能です。


HYPERsimのソフトウエアは、あらかじめ用意された回路ブロックを、実際の回路イメージで並べていくだけの簡単なものです。
これらのブロックはEMTP-RVと非常に似通っており、EMTP-RVをお使いの皆様には特に使い易いソフトウエアです。
(EMTPのモデルはそのまま使えませんが、 全く同じ考え方でモデルを作っていただくことが可能です)

HYPERsimのソルバ

HYPERsimは、シミュレーションを高速・高精度で行うための様々なソルバを用意しています。
これらのソルバは、リアルタイムシミュレーションをより簡単に行えるよう予めブロック化されており、初めてリアルタイムシミュレーションを行なわれる皆様に取って非常に便利なブロックセットです。

HYPERsimのコンポーネントモデル

HYPERsimでは数多くのコンポーネントモデルが予め用意されており、これらのコンポーネントを使い任意の系統モデルの作成が可能です。

これらのコンポーネントを使用する為、MATLAB/Simulinkの知識は不要です。
次バージョンのWindows版から、これらのポーネントは系統網で最も広く使われているEMTP-RVと互換性を持つことになり、モデルの作成が一層便利になります。

お問い合わせ先
株式会社 NEAT
愛知県名古屋市千種区池下1-11-21
TEL:052-764-3311FAX:052-764-3632

Opal-RT Technologies,Inc.
1751 Richardson, Suite 2525 Montreal, Quebec, Canada, H3K 1G6
TEL:+1-514-935-2323FAX:+1-514-935-4994

* 記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。

MBD・計測
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EMTP-RV
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RCPシステム/ロボット
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