パワーエレクトロニクスにおけるRT-LABの特徴1

スマートグリッド/マイクログリッド

OPAL-RT社のRT-LAB

RT-LABは、MATLAB/Simulinkを中心としたモデルベースのリアルタイムシミュレーションプラットフォームです。
汎用のCPU(Intel・AMD)をベースとしたプラットフォームにOPAL-RT社独自のハードウェア(FPGA)技術を組み合わせる事により、従来不可能とされてきた高速なリアルタイムシミュレーションを行なうことが可能となりました。

RT-LAB の構成は、下記の3つの階層に分かれます。
最下層にはハードウェア(CPU、FPGA)にリアルタイムOS として QNX や RT-Linux が置かれます。
中間層には、リアルタイムの仕組みを管理する RT-LABが位置します。
RT-LABはリアルタイムシミュレータのプラットフォームとして、システム全体のスケジュール管理やIOドライバーのアクセス等を管理します。

最上層にはモデルやソルバが置かれ、アプリケーションモデル(MATLAB/Simulinkで作成されたユーザーモデル)の性能を最大限に引き出す役割をします。
この最上層にはARTEMiS、RT-Events、RT-LAB.XSG 等、OPAL-RT社が作成したソルバやSimPowerSystemsやXilinx Blockセット等、他社から供給されるツールが置かれます。
OPAL-RT社 RT-LABの構成
RT-LAB は、HostPCとRT-LAB Box から構成されています。(下図をご参照ください。)

HostPCにはOSとしてWindowsが使われ、MATLAB/Simulink がインストールされます。

RT-LAB Boxには、リアルタイムOSのQNXもしくはRT-Linuxがインストールされます。
HostPCとRT-LAB Boxはイーサネットで接続されます。RT-LAB Boxは汎用のPCのマザーボードをベースに使用しながら、OPAL-RT社 独自の最先端アーキテクチャを取り入れています。
IO制御は、青色 で示されたFPGAからコントロールされ、PCIやPCI Expressを使用していません。
従ってFPGAのクロック(nsecオーダー)でコントロールされます。

青色で示されたCPUは最大8コアがひとつのマザーボード上に置かれ、それぞれがシェアードメモリで相互接続され、分割されたモデルブロック間の通信を非常に高速で行います。

通常モデルはこれらのCPUに置かれますが、スイッチング現象など非常に高速の処理が必要な場合は、 紫色の FPGA上にモデルを置くことが可能です。
この場合、モデルとIO制御が同じFPGA上に置かれ、IOとモデルの制御をnsecオーダーで実現することが可能です。

RT-LAB Boxは世界の最先端技術をいち早く取り入れたOPAL-RT社のリアルタイムシミュレータのハードウェアプラットフォームです。
RT-LAB

eMEGAsim ハードウエアシステム

  • eMEGAsimは256 のI/Oを使うことが可能。 アナログIn/Out デジタルIn/Out等広いレンジのIOが使用可能です。
  • eMEGAsimはFPGAベースのIO制御が可能で、FPGAにモデルを置くことにより高速の演算が可能です。
  • eMEGAsim最大で6 PCI の拡張スロットを持つことが出来 (CAN, LIN, FlexRay, ARINC, MIL-STD-1553, RS-232, GPIB, Profibus,等)の通信バスを使用することが可能です。
  • eMEGAsim7000シリーズは最大9枚までのVirtex 6FPGAボードを搭載することが出来数百から数千のスイッチングデバイスをIOと共に制御することが可能です。


お問い合わせ先
株式会社 NEAT
愛知県名古屋市千種区池下1-11-21
TEL:052-764-3311FAX:052-764-3632

Opal-RT Technologies,Inc.
1751 Richardson, Suite 2525 Montreal, Quebec, Canada, H3K 1G6
TEL:+1-514-935-2323FAX:+1-514-935-4994

* 記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。

MBD・計測
リアルタイムシミュレータ
EMTP-RV
モデルベース開発
RCPシステム/ロボット
データ収録装置