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 概要 |
FEM(Finite Element Method)解析は、通常のモーターモデル(Parkモデル)に比べると
はるかに高い精度を持っています。
例えばParkモデルは、cogging トルクと一般に言われているモータースロットによって
引き起こされるトルク現象を、きちんと再現することが出来ません。
Parkモデルは非常にシンプルで、リアルタイムシミュレーションには
FEMベースのモデルが開発されるまでは、一般的に使われてきました。 |
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Typical design process using JMAG-Studio and RT-LAB |
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 モデルの説明 |
RT-LABの登場でFEMベースのモデルがリアルタイムでシミュレーションできるようになりました。
株式会社JSOLのJMAG-Studio ,JMAG-RTと、
OPAL-RT社の協力で、高精度で且つリアルタイムに動作するモデルが開発されました。
このモデルはすべてのインダクタンスやサチュレーション、
すべてのモーターのアングルや電流の磁束鎖交関数を再現できます。
このモデルは通常のSimulinkのDLLファイルとしてRT-LAB上で使用でき、
ドライブシミュレーションのツールBOXとして使用できます。
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FEMベースのPMSMモーターモデルは、10 kHz以上のインバータPWM信号を使い
Opteron2.2GHzを使った場合、50μsecの制御周期で動作します。
モータードライブに最適化された設計がなされ、
HILS(Hardware In the Loop Simulation)を通して外部ECUと接続されて、
適合やテストが行なわれます。 |
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 システム構成 |
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