HYPERsimが実際に使われているアプリケーションの紹介です。
送電網保護リレー
送電網保護リレーは、HYPERsimが最も広く使われている分野です。
実機としての保護リレー装置(実際にテストしたいリレーユニット)と、それらにつながるバーチャルモデルを組み合わせ、リアルタイムにシミュレーションが可能です。
PMU(Phasor Measurement Unit)の混合システム
PMU(Phasor Measurement Unit)を使うと、多地点での同期計測により系統の様子を明確に把握することが可能です。
HYPERsimは、実機とバーチャルから構成される多数のPMUユニットから構成される系統網をリアルタイムで精度よくシミュレーションすることが可能です。
複数の通信プロトコルから構成されるシステム
KHI(Kungliga Tekniska hogskolan Royal Institute of Technology)スウェーデン王立工科大学で行われたWAMPAC(広域系統監視保護制御)に関する研究で、様々な通信プロトコルが混在する広域の系統網のシミュレーション事例です。
発表内容は下記からダウンロードしていただくことが可能です。
http://www.opal-rt.com/sites/default/files/technical_papers/2012_LV_SEL_Naspi_rev.pdf
風力発電への応用事例
Hydro-Quebecリサーチセンターで発表された、風力発電装置を複数含んだ系統のシミュレーション事例です。
風力発電機はローターにAC/DC/AC コンバータ等から構成されており、それぞれが詳細なモデル構造をもっています。
それぞれの風力発電機が3つの大きな電力系統網に接続され、リアルタイムにシミュレーションされています。
下記から論文をダウンロードしていただけます。
http://faculty.mu.edu.sa/public/uploads/1337945782.3577Copy%20of%20_pitch_figuure.%20IPST05_Paper162.pdf
HVDC (high-voltage, direct current ) 高圧直流送電の事例
HVDC高圧直流送電はスマートグリッド関連において現在最も注目されている分野です。
OPAL-RTのシステムを使用すると、MMCの部分はeMEGAsimを使用し500nsecの制御周期で、系統の部分はHYPERsimを使用して50μsecで同時にシミュレーションすることが可能です。
お問い合わせ先
株式会社 NEAT
愛知県名古屋市千種区池下1-11-21
TEL:052-764-3311FAX:052-764-3632
Opal-RT Technologies,Inc.
1751 Richardson, Suite 1060 Montreal, Quebec, Canada, H3K 1G6
TEL:+1-514-935-2323 FAX:+1-514-935-4994
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