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MMC | IEC61850

電力システム

MMC(Modular Multi-Level Converter)は、近年非常に注目されてきています。
MMCは非常に多くのスイッチ(通常、数百から数千)を、リアルタイムにシミュレーションする必要があります。
リアルタイムシミュレーションには以下の条件が必要になります。

  • コントローラへの影響を見る為、コンバータ上の様々な故障や外乱をシミュレーション出来る事
  • 全てのファイアリング信号と、セル電圧のようなコンバータ特性測定の為、数千のアナログ・デジタル信号をシミュレーション出来る事
  • STATCOMやback-to backコンバータのような様々なHVDCやFACTSコンバータのトポロジーをシミュレーションするできる事
  • 様々な形のセル(harf full 等)のトポロジーをシミュレーション出来る事
  • 25μsec以下というような速いタイムステップで、パワーシステムやコンバータ全体をシミュレーション出来る事
  • 様々なMMCコントロールの体系やアルゴリズムの検証が出来る事  - 有効・無効電力コントロール
     - DCリンクとBUS電圧のバランス
     - Arm電流レギュレーション
     - セロ相電流の除去
     - セル全体と個々のセルの電圧バランス
  • ゲートファイアリングの生成と計測において、精度を確保するための補正テクニックが選択出来る事
  • コンバータモデルを、FPGA上で250nsecのタイムステップで非常に安定動作させ、セル電圧や他の信号を正確にコントローラに出力出来る事


OPAL-RTのRT-LABシステムはこれらの条件を満足することが可能です。




IEC61850

IEC61850は変電所における変圧器などの、電力設備の監視を行なうシステム(自動化システム)の通信を対象にした規格です。
スマートグリッドにとっては、電力関連装置の相互運用や通信は非常に重要な要素で有り、その意味ではこの規格は重要となります。

同じような規格では、IEEEC37.118(シンクロフェザー)、IEC61968、IEC61970(送電・配電システムのアプリレベルIF)、 NERC CIP(基幹系統のサイバーセキュリティ)、IEEE1588(イーサネットでの時間同期)などがありますが、現状最も身近に来ているのは IEC61850と思われます。

日本の場合、現状はまだこの規格を採用している部分は大きくはありません。
しかし、今後この規格がピークカット等を想定した、分散電源(太陽光発電、燃料電池、風力発電など)の制御の監視に使われる可能性が高いと言われています。

OPAL-RTのリアルタイムシミュレータはこの規格に対応しています。


リレーの性能、及びリレーの相互作用とパワーシステムに対する影響のテストと認証を、リアルタイムに顧客の実際の電力網で行うことが可能です。
IEC61850準拠で、SV(Samoled values)とGOOSE(Generic、Object、Oriented、Substation、Event)メッセージを使用することが出来ます。


お問い合わせ先
株式会社 NEAT
愛知県名古屋市千種区池下1-11-21
TEL:052-764-3311FAX:052-764-3632

Opal-RT Technologies,Inc.
1751 Richardson, Suite 1060 Montreal, Quebec, Canada, H3K 1G6
TEL:+1-514-935-2323 FAX:+1-514-935-4994

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