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MMC | IEC61850

電力システム

MMC(Modular Multi-Level Converter)は、近年非常に注目されてきています。
MMCは非常に多くのスイッチ(通常、数百から数千)を、リアルタイムにシミュレーションする必要があります。
リアルタイムシミュレーションには以下の条件が必要になります。



OPAL-RTのRT-LABシステムはこれらの条件を満足することが可能です。




IEC61850

IEC61850は変電所における変圧器などの、電力設備の監視を行なうシステム(自動化システム)の通信を対象にした規格です。
スマートグリッドにとっては、電力関連装置の相互運用や通信は非常に重要な要素で有り、その意味ではこの規格は重要となります。

同じような規格では、IEEEC37.118(シンクロフェザー)、IEC61968、IEC61970(送電・配電システムのアプリレベルIF)、 NERC CIP(基幹系統のサイバーセキュリティ)、IEEE1588(イーサネットでの時間同期)などがありますが、現状最も身近に来ているのは IEC61850と思われます。

日本の場合、現状はまだこの規格を採用している部分は大きくはありません。
しかし、今後この規格がピークカット等を想定した、分散電源(太陽光発電、燃料電池、風力発電など)の制御の監視に使われる可能性が高いと言われています。

OPAL-RTのリアルタイムシミュレータはこの規格に対応しています。


リレーの性能、及びリレーの相互作用とパワーシステムに対する影響のテストと認証を、リアルタイムに顧客の実際の電力網で行うことが可能です。
IEC61850準拠で、SV(Samoled values)とGOOSE(Generic、Object、Oriented、Substation、Event)メッセージを使用することが出来ます。


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