OP5707-IO拡張BOX

OP5707-IOは、既存のOPAL-RTシミュレータおよび拡張ユニットに追加の入出力を提供するI/O拡張ユニットです。

また、処理能力を高めるために Xilinx Virtex®-7 485T FPGA も搭載されています。

この拡張ユニットは最大 256 個の I/O を提供し、さまざまな構成で OP5705XG、OP5707XG、OP4610XG などの OPAL-RT シミュレータと通信するための 16 個の高速 SFP 通信または PCI-Express リンクを提供します。

概要

• Xilinx Virtex®-7 485T FPGA
• 5U expansion unit
• 16 SFP ports
• 32chのDIN/DOUT、16chのAIN、AOUTなどの I/O モジュール用のスロットを8スロット搭載。 I/Oモジュールの組合せに応じて、最大で合計128chの高速アナログ信号、または256chのデジタル信号にも対応可能。
• オプションの Dolphin SW-Link アダプターまたは OneStop PCIe ターゲット ケーブル アダプター用の拡張ボード用スロット × 1

アプリケーション

• リモート機器（光ファイバーリンク）のテストが可能
• 高密度 I/O 制御用の OPAL-RT シミュレータ ファミリ (例: OP4610XG、OP5705XG、OP5707XG など) に I/O 拡張を提供します。 (例:MMC)
• マルチエージェントマイクログリッド制御戦略のための、よりシンプルなリアルタイムシミュレーションプラットフォームを提供します。
• 複数のFPGA（並列NPCコンバータ、電気船舶、UAV）を結合することにより、高速パワーエレクトロニクスシミュレーション能力を向上します。

シミュレータ・アーキテクチャ

基本仕様

FPGA	Xilinx Virtex®-7 FPGA 485T
対応ソフトウェア	RT-LAB／HYPERSIM
対応ツールボックス	ARTEMiS, eHS, ePHASORSIM, Orchestra, RT-XSG
高速通信	16 x SFP ソケット、1 ～ 5 Gbps、デュプレックス マルチモード光ファイバー 50/125 μm、Xilinx Aurora (1 ～ 5 Gbps) をサポート
寸法、重量	WxDxH, 18.8’’x19.4’’x8.8’’,47.7x49.3x22.4 cm, 17kg (37.5 lbs)

代表的なI/Oインターフェース

Digital output (OP5360-2)	32 チャンネル、プッシュプル、伝播遅延 65 ns（代表値）、5V ～ 30V、ユーザー供給の外部電圧により調整可能、最大 50 mA、短絡保護、ガルバニック絶縁。
Digital input (OP5353)	32 チャンネル、4V ～ 30V、最小 3.5mA、標準伝播遅延 40ns、ガルバニック絶縁。
Analog output (OP5330-3)	16 チャンネルのアナログ出力、1MS/s (16 チャンネル) または 2MS/s (8 チャンネル)、16 ビット分解能、15 mA、±16 V。
Analog input (OP5342)	16 チャンネル、16 ビット、2 MS/s 同時サンプリング、±20V 差動入力、1 MΩ 入力インピーダンス。
32 Digital I/O (OP5369)	32 チャンネルのハイレンジデジタル入力出力、デジタル出力: チャンネルあたり 50 mA、5 ～ 24 V プッシュプル FET、デジタル入力: 0 ～ 30 V、8 チャンネルのグループごとに選択可能な DIO、32 スタティックデジタル。

* 他の I/O モジュールおよび構成も利用可能です。

I/O、コネクタ

株式会社 NEAT

Opal-RT Technologies,Inc.