パワー・インバータ・モジュール
モジュラー電力変換器のビルディングブロック

Imperixパワーモジュールは、パワーインバーターのプロトタイプをはじめ、様々な種類のパワーコンバーターを実装するビルディングブロックです。
モジュラー電力変換器のトポロジー(回路の構成)に対応しており、パワーモジュール単体で基本的なトポロジーを構成する事はもちろん、複数パワーモジュールを連携させて先進的なトポロジーを構成する事も可能です。
パワー・インバータ・モジュールは、ラボなどでの様々なコンバータ制御技術のラピッドプロトタイピングと検証をサポートします。
パワーエレクトロニクスビルディングブロック
実験室用パワー・インバータ・モジュール
制御テストの加速
シミュレーションまたはHILシミュレーションで事前に実施された開発を実験的に検証するために、電力変換器のプロトタイプの実装が必要になることがあります。プロトタイプでのテストを行うことで、コンバータソフトウェアと関連する制御アルゴリズムを現実的な条件で検証ができます。
こうした、プロトタイプの実装が必要となるケースを想定してimperixパワー・インバーター・モジュールは開発されました。
パワー・インバータ・モジュールは簡単に使用できるので、すばやく組み立てて様々なタイプの電力変換器を形成できます。
さらに、ラピッド・コントロール・プロトタイピング・システムとの互換性もあり、プラグアンドプレイで接続が可能です。
さまざまな電力変換器の実装
imperixのパワーモジュールは、パワーエレクトロニクス研究所内の教育および研究アプリケーションの両方向けに開発されました。産業においては、パワーインバーターの制御ソフトウェアテストを理想的にサポートできます
学術においては、教材として使うことで基本的なコンバーター制御技術を簡単に説明することができます。
産業、学術のどちらの場合でも、パワー・インバータ・モジュールはモジュールの各内部構造により、様々なアプリケーションをカバーする事が出来ます。
インバータモジュールは、IGBTまたはMOSFET半導体のいずれかを使用して利用できます。
RCP例
プラグアンドプレイ・三相インバーター
imperix製品を専用の制御ソフトウェア開発ソリューションと組み合わせることで、各種のパワーインバーター、整流器、DC / DCコンバーター、またはマトリックスコンバーターを簡単に構築することができます。この例では、3つのインバータモジュール(フェーズレッグ)を使用して、3相パワーインバータが実装されています。
追加された電流や電圧センサーは、パワー・インバーター・モジュールによって直接提供されない測定にも使用されます。
一方、コンバーター制御は、Simulinkから直接提供されるラピッド・プロトタイピング・コントローラをつかって開発・テストされています。


実験室開発用のインバータモジュール
ハードウェア統合オプション
Imperixパワー・インバータ・モジュールは、ラックへのマウントを想定して設計されています。一般的にパワエレ機器は高電圧を使用する箇所があり、安全への配慮が欠かせません。
imperixのFully-integrated enclosureは、誤って電機部品に触れない様に配慮がされています。
ラックの他の機器への接続に標準の4mm安全プラグを使用するなどして安全性を高めています。
4Uエンクロージャーでは、ケースに備え付けられているLCD画面にモジュールのステータス情報と内部温度が表示され、筐体の状況を逐一目視チェックする事も出来ます。
セット構成
柔軟なパワーエレクトロニクス・ソリューション
制御ハードウェアおよびパワー・インバータ・モジュールとして、事前に組み立てられたシステムとして、もしくはすぐに使用できるパワー・エレクトロニクス・テストベンチとしてもご利用いただけます。以下はセット構成の一例です。


愛知県名古屋市千種区池下1-11-21
TEL:052-764-3311 FAX:052-764-3632
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